令7問1類題-4
★★☆ (標準)
過去5回の結果:
所有者AがBに甲土地を売却し、その後にBがCに甲土地を売却した場合に関する記述において、民法の規定及び判例により正誤を答えよ。なお、この問において、Cは背信的悪意者ではないものとする。
AとBが通謀して仮装の売買契約(虚偽表示)を行い、Bの名義になった甲土地をBが事情を知らないCに売却した場合、AはAB間の契約が無効であることをCに対して主張することができない。
💡 解説
虚偽表示による無効は、善意の第三者に対抗することができません(94条2項)。
Cが善意(仮装であることを知らない)であれば、Aは契約の無効を理由にCから土地を取り戻すことはできません。
📜 根拠条文
【民法 第94条】
虚偽表示の無効は、善意の第三者に対抗することができない。
📌 関連知識
【善意の第三者】
・相手方と通じてした虚偽の意思表示(虚偽表示)の無効は、善意の第三者に対抗できない。
・「無過失」までは求められない点に注意。