令7問14類-1
★★☆ (標準)
過去5回の結果:
不動産の登記に関する次の記述において、不動産登記法の規定により正誤を答えよ。
登記官は、互いに接続している数筆の土地の所有者および地目が同一である場合であっても、職権でこれらの土地の合筆の登記をすることはできない。
💡 解説
土地の合筆の登記(複数の土地を一筆の土地にまとめる登記)は、土地所有者の意思に基づく処分行為に密接に関わるため、所有者からの申請に基づいて行われます。地目変更等による分筆登記とは異なり、登記官が職権で合筆の登記をすることは認められていません。したがって問題の記述は正しいです。
📜 根拠条文
【不動産登記法 第38条・第39条】
合筆の登記は土地所有者の申請により行う(不動産登記法38条)。職権による合筆登記の規定は存在しない。
📌 関連知識
【分筆と合筆の職権登記の違い】
土地の一部が地目変更したときなどの分筆登記は登記官による職権行使が認められます(不動産登記法39条1項)が、合筆登記は完全に自己の所有権の処分の自由に関わるため職権行使は認められません。