令7問6類-2反
★★☆ (標準)
過去5回の結果:
Aが所有している甲土地についての物権変動に関する次の記述において、民法の規定及び判例により正誤を答えよ。
他人の権利を売買の目的とする契約は、契約締結時に売主が所有権を有していないため、最初から無効である。
💡 解説
他人の権利を売買の目的とする契約(他人生売買)であっても、契約自体は当事者間で有効に成立します。売主は後からその権利を取得して買主に移転する義務を負うことになります。したがって、最初から無効であるとする記述は誤りです。
📜 根拠条文
【民法 第560条】
他人の権利を売買の目的としたときは、売主は、その権利を取得して買主に移転する義務を負う。
📌 関連知識
【他人生売買の有効性】
契約締結時に自らの所有物でなくても、売買契約は有効に成立します。売主が権利を取得できなかった場合にのみ、不履行(契約不適合責任)の問題が生じます。