令7問6類-2
★★☆ (標準)
過去5回の結果:
Aが所有している甲土地についての物権変動に関する次の記述において、民法の規定及び判例により正誤を答えよ。
他人の権利を売買の目的とした場合において、売主がその取得した権利を買主に移転することができないときは、買主は契約の解除をすることができる。
💡 解説
他人生売買において、売主が真の所有者から権利を取得して買主に移転することができない場合、売主の不履行(契約不適合)となるため、買主は催告等を経て契約の解除をすることができます。したがって、買主が契約の解除をすることができるとする問題の記述は正しいです。
📜 根拠条文
【民法 第561条・第541条】
第561条:前条の場合において、売主がその取得した権利を買主に移転することができないときは、第562条から第564条までの規定(契約不適合責任)を準用する。
第541条:当事者の一方がその債務を履行しない場合において、相手方が相当の期間を定めてその履行の催告をし、その期間内に履行がないときは、相手方は、契約の解除をすることができる。
📌 関連知識
【他人生売買と契約不適合責任】
売主が権利を取得して買主に移転できない場合、買主は一般の債務不履行と同様に追完請求、代金減額請求、契約解除および損害賠償請求を行うことができます。