相殺

・相殺とは、債権者が、自己の債権と同種の債務を債務者に対して負っている場合に、その債権と債務を対等額で消滅させることをいいます。

①相殺適上(相殺が可能な状態)

【具体例】
①原則として、2人がお互いに債権を持っていること
②両債権が同種のものであること(金銭債権である場合等)
③両債権が弁済期にあること
④両債権が性質上相殺を許すものであること

②時効によって消滅した自働債権
※自働債権が時効消滅すると、本来なら相殺ができなくなるはずです。自働債権が消滅した後でもその前に相殺適状になっていれば、相殺することができるとされています。

③不法行為によって生じた債権
※加害者側から相殺はできませんが、被害者側からは相殺できます。

④受動債権の差押え後に取得した自働債権
※受動債権の差押え後に、自働債権を取得しても、これによる相殺を差押債権者に対抗することはできません。

 

 

 

 

 

☆相殺の過去問で腕試し