【問29】宅建士に関する次の記述のうち、宅地建物取引業法の規定によれば、誤っているものはどれか。
1) 宅建士は、禁錮以上の刑に処せられた場合、刑に処せられた日から30日以内に、その旨を宅建士の登録を受けた都道府県知事に届け出なければならない。
2) 宅建士は、業務に関して事務禁止の処分を受けた場合、速やかに、宅建士証をその交付を受けた都道府県知事に提出しなければならず、これを怠った場合には罰則の適用を受けることがある。
3) 宅建士は、有効期間の満了日が到来する宅建士証を更新する場合、国土交通大臣が指定する講習を受講しなければならず、また、当該宅建士証の有効期間は5年である。
4) 宅建士は、宅建士の信用を害するような行為をしてはならず、信用を害するような行為には、宅建士の職務に必ずしも直接関係しない行為や私的な行為も含まれる。
正解:3
①正しい:刑に処せられた日から30日以内に、その旨を宅建士の登録を受けた都道府県知事に届け出なければならない。
②正しい:事務禁止の処分を受けた場合、速やかに、宅建士証をその交付を受けた都道府県知事に提出しなければならない。
③誤り:申請前6か月以内に、登録をしている知事が指定する講習を受ける。国土交通大臣だはない。
④正しい:信用を害するような行為には、宅建士の職務に必ずしも直接関係しない行為や私的な行為も含まれる。