【問24】固定資産税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1) 固定資産税の徴収については、特別徴収の方法によらなければならない。
2) 土地価格等縦覧帳簿及び家屋価格等縦覧帳簿の縦覧期間は、毎年4月1日から、4月20日又は当該年度の最初の納期限の日のいずれか遅い日以後の日までの間である。
3) 固定資産税の賦課期日は、市町村の条例で定めることとされている。
4) 固定資産税は、固定資産の所有者に課するのが原則であるが、固定資産が賃借されている場合は、当該固定資産の賃借権者に対して課される。
正解:2
解説
① 誤り:市町村から送られてきた納税通知書に従って納税する、普通徴収です。
②正しい:縦覧が認められるのは、毎年4月1日から、4月20日又は第1期納期限の日のいずれか遅い日以後の日までの間に限られます。
③誤り:ややこしいいかたですが、当該年度の初日の属する年の1月1日とは、例えば、令和3年度の初日(令和3年4月1日)が属する年(令和3年)の1月1日(令和3年1月1日)が賦課期日になります。
④誤り:1月1日時点で、固定資産課税台帳に所有者として登録されている者になります。